本日8月28日(木)。北海道に上陸してはや5日目。ここは留萌。天気は曇り。「ニューホワイトハウス」というビジネスホテルです。

朝5:30。実は留萌から一時間の距離にある羽幌という所からフェリーに乗るつもりです。そのフェリーの出発時間が8:30なので、乗船のことを考えると少なくとも7:00過ぎには朝食を食べてチェックアウトしなければならず、其の為には、6:30からやっている朝食を食べてそのままチェックアウトという事になります。朝の支度を済ませ、チェックアウトできる状態で6:30の開店とともに入店です。今日はこの後も離島に渡るので、食事が出来る飲食店があまりなく、どうなるか不安だったので、朝食をしっかり取っておかなければならないと、お腹いっぱい食べました。流石に¥1100という価格(宿泊代込み)ですが、おかずも沢山種類があって、和食洋食ありました。特に刺身があって、いくらご飯を二杯お代わりしてしまいました。出来合いですが、デザートケーキも3種類あり、コーヒーもしっかり飲んで完食です。



羽幌までは、今回目的の一つであったバイカーには夢の「オロロン街道」です。日本海を左手に海岸線をかっ飛ばします。天気がいま一の曇りですが、これが晴天だったら最高なんだけど、仕方ありません。昨日みたく土砂降りじゃないだけいいじゃありませんか。波はあります。
羽幌フェリーターミナルに予定通り8:10くらいには着いたのですが、どうも人があまりいません。不思議に思いカウンターまで行ったんですが、カウンターが開いていません。嫌な予感をして周りを見てみると、午前中の便は本日欠航になっているじゃありませんか。そして午後の高速艇も欠航が決まっており、残りの14:00発のフェリーがまだ決定しておらず、13:10までに欠航になるかどうかを決めるという事でした。やられました。まさか、島に行けないなんてことを想定していなかったので、どうしたものかと。



取りあえず、本日予約していた天売島の民宿に電話を入れて事情を話したら、船が出ないんなら仕方ないので、キャンセルでいいですと言っていただきました。そりゃー行けないんだから当たり前なことなんですけど、今回の北海道旅行の目玉で、とても楽しみにしていたので、何とか午後便で行きたいと願って、取りあえず時間を潰すことにしました。この辺りにはこれと言った観光地が無い中で、「はぼろバラ園」という公園みたいなところの観光をしました。北海道はこの時期にバラが咲くんですね。そこそこ綺麗に咲いてはいたんですが、少しちゃっちいのでボリューム感に欠けました。





ここら辺りでの観光では到底時間が余るので、小平にある道の駅に行って、戻る感じで苫前にある「とままえ温泉ふわっと」でお風呂を頂きました。お風呂に入っていれば1~2時間あっという間に時間を潰す事が出来ます。この温泉の泉質がとてもよかった。泉質はナトリウム塩化物強塩温泉でぽかぽかになる温泉です。日本海を一望できる露天風呂も素晴らしく、温度もゆっくり入っていられるくつろげるお風呂でした。昼ご飯をどうしようかと思いましたが、この温泉施設の中にある「レストラン風夢」という飲食店も美味しそうだったので、ここで食べる事にしました。特に取れたてのメロンが1/6サイズで500円で食べれるそうで、これにも魅力を感じました。



ここでは、ジンギスカン定食に白いスープうどんを食べました。ジンギスカンは普通でしたが、白いスープうどんは海老の出汁が効いていて、牛乳ベースと共にまろやかな美味しいスープでした。そしてデザートのメロンがまた美味しかったです。






食べている途中で、予約していた民宿のおばさんから電話がかかってきて、午後のフェリーも欠航になったという連絡がありました。これで、今日はもう離島に行く事が完全にできません。因みに翌日は泊まれるかと伺ったところ、翌日は満室で、お部屋が無いとの事。今回の離島計画は断念するしかありません。



という事で、この後どうするかという事です。何処かで宿を予約するのか?どうしようかと。
結局いつも関東で利用している「万葉の湯」が、北海道にも旭川と石狩郡当別町に2店舗あり、そのどちらかに深夜料金含む立ち寄り湯で泊まることにしました。この期に及んで、予約するのも面倒だし、金額的にもこの時間から予約するには勿体ない感じがしたので、そうしました。
そして、明日の帰路を考慮し、「ふとみ銘泉万葉の湯」という石狩郡当別町にある万葉の湯で泊まる事にしました。途中、北竜町ひまわりの里によってひまわり畑を見たんですが、これまた少し時期が遅かったようで、殆ど切り取られていて、一か所しかひまわり畑がありませんでした。でもひまわりを見ると夏を感じる事が出来ていいですね。天気は相変わらずの曇りですけど。







道央道を使って江別東ICで降り、20分くらいは走ったところに万葉の湯がありました。18:30くらいには到着する事が出来ました。万葉の湯はどこも同じ様なシステムなので、安心して利用できます。チェックインした後にまずはお風呂です。バイクで高速を走ってくると、直ぐにお風呂に入りたくなります。そして入ると気持ちいいんだよねー。お腹も空いていたので一回目はちゃっちゃと入ります。此処のお風呂中々良かったです。弱アリカリ性低張性低温泉という泉質で、ぬるぬるしていて美肌の湯です。露天風呂からは北海道の田園を見る事ができて、とても開放感がありました。





そして、食事です。万葉の湯の良い所は、食事が充実していてしかもその土地の物が食べれることです。ここではジンギスカンとチョリソソーセージと季節の天ぷらをオーダーしました。締めはステーキガーリックライスです。これもけっこうステーキが乗っていて、しかもライスもガーリックの味がしっかりついていて美味しい一品でした。





深夜料金&朝食込みで¥3700はリーズナブルだと思います。ゆっくり食事を楽しんで、再度1時間以上サウナやお風呂に楽しみ、リラックスルームで一夜を過ごしました。
コメント